生姜餃子をつくる

 週末を無為に過ごしてしまったと自分に感じさせないコツは、簡単なことでもいいから何かを成し遂げることだ。ゴールがあるものがいい。映画を1本観るとか、ユニクロで靴下を買うとか、1時間散歩に行くとか。今週末の私の成し遂げは餃子作り。味の素の「生姜好きのためのギョーザ」が大好きで、もっと大量に食べたいと思っていたので生姜餃子を作ってみることにした。

 

準備 

f:id:qwerty0425:20230709155422j:image

 材料は豚ひき肉、キャベツ、生姜、姜蓉醬、片栗粉と醤油。シンプル。辛いくらいに生姜を効かせたかったから「このくらいかな?」という量から追加でスプーン2杯姜蓉醬を入れた。

f:id:qwerty0425:20230709155620j:image

姜蓉醬

肉のハナマサで買った。生姜を油と調味料で味付けしたソースのようだ。鶏肉を茹でたやつに乗せたり、きゅうりと食べたりしていたが、餃子に混ぜるのもいいね。

 

 

こねる
f:id:qwerty0425:20230709155429j:image

 肉の割合が多い。

 生肉を素手で触るのに抵抗があるからポリ袋を手袋代わりにしてこねた。すごくやりづらかった。生肉を素手で触ると、手を洗った後もネチョネチョが残る感じがしてちょっと嫌。でもこねているうちにポリ袋が変なふうに広がって結局素手でこねるはめになった。

 

 

包む
f:id:qwerty0425:20230709155425j:image

 合計で80個弱できた。最初に50枚入りの皮を用意していたが、餡が半分以上余ったので追加の買い出しに行った。餃子といえば炭酸のお酒!と思ってついでにほろよいも一本だけ買った。スーパーでお酒を買うのに免許証確認をされないとき(されたことない)、私って20歳未満には見えないんだなと思う。見えなくて当たり前だけど。

 そして、レシピの動画を見て分かったのだが、私は生まれて20数年、餃子の包み方を間違って覚えていた。餃子って皮を2つにパタンと折って、重なった面をまとめてひだにするのだと思っていた。折り込むのは片側だけなのね!皮の部分多くなっちゃうよな〜、どうにかならないのかなと思っていた。勉強になったなあ。

======================

【餃子を折る】

f:id:qwerty0425:20230709224236j:image

f:id:qwerty0425:20230709224239j:image

======================

 片側折り込み方式にしたらたくさん餡が包めて嬉しかった。両側折り込みをしていた時点では50個作ってもまだ餡が半分残っていたが、片側折り込みにしたら30枚くらいの皮で残りの餡を包みきることができた。

 

 

焼く
f:id:qwerty0425:20230709155419j:image

 ジャン!

 「揚げ焼きにしたい」と「羽根つきがいい」が拮抗してこのような仕上がりになった。めちゃくちゃきれい。お店の餃子のようじゃないか!食べるのがもったいないくらい上手に焼けた。かっぱ橋に行ってこれと同じ蝋細工を作って欲しい。思い出を永遠にしたい。

 

 餃子を乗せている丸いお皿は昨日買ったばかりだ。ずっと料理が美味しそうに見えるお皿を探していた。タッパにご飯とおかずを一緒に乗せて5分で食べる生活はもう嫌だった。ご飯を美味しそうに盛り付けて食べることは、自分を大事に扱っていると自分自身に表明することだ。自慈心をもっと持ちたい。暮らしをよりよくしたい。私の「私の生活改善運動」のために新しいお皿が必要だった。

f:id:qwerty0425:20230709230702j:image

新しいお皿

でかい。柔らかい手触りでマットなお皿が欲しいと思っていた。ぴったり。

 

 生姜餃子がこのお皿の初登板となった。素晴らしい出来の料理でお皿を使い始めることができて嬉しい。

 

 

食べる

 おいしいね。味の加減も完璧だ!生姜生姜して美味しい。タレはスタンダードに醤油、酢、ラー油、胡椒でつくった。お皿は九谷焼の豆皿。あまりにおいしかったので一回で焼いた分を全部食べてしまった。1人で食べるには多すぎた。

 

寝る

 満腹で、一緒に飲んだほろよいも回って眠くなった。焼かなかった分を冷凍庫に入れて、洗い物をして、その後すぐ昼寝した。