夢日記

 1週間ぶりに日記を書いた。日記を書けなかったいうことも一つの日々の記録だなあと思った。

 最近は疲れている。疲れていると夢をたくさん見る。

 昨日の夜は三体の夢を見た。

 三体については流行っているめっちゃ面白いSFということしか知らない。だから昨日の夢で見たのは私のイメージの中の三体だ。広い施設に大勢の若者たちが閉じ込められて、3つの派閥で争いあうストーリーだった。三巴だから三体、安直だ。各派閥にはリーダーがおり、リーダーだけが超能力を持っていた。あるリーダー(この派閥だけ女のリーダーだった)は皮膚がメッキで覆われたように金色だったのでよく目立った。この女は皮膚が金色なことでカリスマ統治をしていた。施設の中を金色の皮膚を持つ女が進む。その後ろに金色皮膚女派閥に属する者たちが100人くらいぞろぞろ着いていく。

 シーンが切り替わり、金色皮膚女と他の派閥のリーダーが睨み合いになった。他の派閥のリーダーが金色皮膚女に水をピシャッとかけると、女の皮膚は水をかけられたところだけベージュに変わった。「こいつの能力は偽物だ!」糾弾されても女は全く反応しない。ただ目を閉じで水を滴らせていた(ちなみにその後、女の皮膚はすぐに金色に戻った。)。私はその諍いを遠くから見ていた。

 ストーリー仕立ての壮大な夢を見るとき、私は中心にいないことが多い。中心にいないから争いに巻き込まれない。いつも争いを矢が当たらないところから見ている。夢の中でも私はビビリだ。

 偽三体が完結する前に起きた。女の皮膚の色が変わるシーンは良かったな〜と思って忘れないうちにメモを取る。メモを取っているうちにちょっと目が冴えて来たので、本当の三体のストーリーを検索する。夢で見たのと全く違う。